与える愛。
自分がかかわっている人には与えてることだけをする。
見返りなんかもちろん考えない。
そうすればいつか自分に幸せが訪れる。
いや、そうとは限らないのだ。
やってもやっても空振り。
十分あり得る。
でもそうすることで自分の心は満たされる。
やってあげたのにという気持ちを少しでも持ったら今までやってきたことが水の泡。
そうは言うものの、いつまでも与えることはできない。
だから自分の気持ちがここまでと思うところまでやる。
それでも良い。
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人に与え続けたらどうなる?
人に気持ちや物を与え続けたらどうなる?
それで相手は感謝してくる?
それがそうでもないんだよ。
でも与えることは悪いことではない。
過剰にやってしまうと、逆効果。
その境界線は難しい。
でも与え続けると、いつしか相手はわかる時が来る。
嫌いな人でも、試しにやってみる。
相手は変わってくるよ~。
ただし、嫌いな人のために自分の心が傷ついているのならかかわらないのが良い。
まだ自分の余裕があるのなら、ちょっと実験。
ニコッと笑顔や手伝ってあげる、心優しい言葉をかけてあげる。
本当なら無視したい人だけど、あえてそれをしないで歩みよる実験をしてみる。
人生でこんな実験をしても悪くはない。
よっぽど非情な人ではない限り、与え続けると相手は変わります。
与える愛で幸せはやってくる?
与える愛で幸せはやってくるかどうか?
ひとつ、私の友人の例を出します。
ぶちゃいくなバツイチ男性と美人で小悪魔的なバツイチ友人を私はくっつけました。
ぶちゃいく男性は美人な友人に一目ぼれ。
でも美人な友人にとってぶちゃいく男性は元々タイプではない。
でも50歳過ぎているし、財産はあるし、一人っ子でおっやもお金を持っているし、条件は良し。
どこか良いところを見つけられるか?
彼女のマンションにそのぶちゃいく男性は何度か招かれました。
男に厳しい美人な友人はそのぶちゃいく男性が彼女のマンションでぼ~っとしていることが許せませんでした。
人んち来て、お客さん態度して、私クラスの女性の家に来たらもっと気を使うよね?
そして、ふった!
友人としてなら付き合っても良いよ!
とその後ぶちゃいくだんせいに条件を出した美人の友人。
ぶちゃいく男性にますます厳しくなった。
会うなら私のスケジュールに合わせて!
私のうちに来るなら、ご飯を作るくらいできるよね?
だったらもう一度私の家に来ても良いよ!
私万年肩こりだからマッサージしてほしいんだよね。
おったまげの条件。
しかし、そのぶちゃいく男性は約束を守った。
でもまたふられた。
その女性のマンションでくつろぎすぎたから!
厳しい!!
でもそのぶちゃいく男性はその女性を逃したらもう二度とこんな縁に巡り合えないだろう。
もう、好き好きで居ても立っても居られない。
今まで通り、友人として一緒にごはん食べたい!
とぶちゃいく男性はその女性に言った!
ある日、その女性に何かを買ってあげたい心境にかられた。
男性ってね、ものっすごく愛している女性には自分のお金を出して何かを買ってあげたくなるんです。
離れてほしくないから。
週末になると必ずおいしいごはん屋さんを探し、美人の友人を誘いました。
雨の日は歩いてすぐなのに、車を出す。
病院の付き添いはする。
その与え続ける愛にとうとうわがままな美人の友人はぶちゃいく男性の心に打たれました。
大好きになったのです。
与え続けるとこんな風になるんだと私はびっくらこきました。
やっぱり与え続けることといつか自分が幸せになるんだなと。
ちなみにおとなになった子供には親は生きている限りずっと愛を与え続ける。
親としての子供への愛......。
だと思い込んでいる私。
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