親の介護で兄弟姉妹が絶縁するということはよくあること。
財産問題でもありますが、親の介護でもあるんですよね。
このたび、私はケアマネージャーからの説教をくらって頭に血が上り、血圧が150までいきました。
もう、言葉遣いまで悪くなっちゃう!
そして、妹に「ケアマネージャーに何を言ったのか?」
と、聞きました。
だいたい想像できます。
ケアマネージャーに電話した後すぐに私に「もっと介護を協力しないと妹さんが大変です!」
冗談じゃないわ!
仕事をセーブし、父親の5カ所の病院付き添いをして、買い物も行って、自腹で料理を作っている私。
そんなことなど知らないケアマネージャーに説教されたのです。
親の介護で兄弟姉妹が絶縁する一つの理由が、外部の人間がゴタゴタと中に入ってくること。
うちの場合は内情を知りもしないのに私はいろいろ言われ、何言ったさ?
妹と喧嘩。
中に入ってケアマネージャーから上から目線で言われた私。
悔しくて悔しくて。
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親の介護のことでケアマネージャーからの説教に何様なんだ?と腹が立った!
私の両親はともに80代後半。
割と元気だった父親が肺炎で入院しました。
入退院の手続きから、オムツを買いに行き、他の病院にも薬を取りに行き、親の食事を考え買い物に行くのが日課。
仕事も休んでヘロヘロ状態の私でした。
退院したその日、主に母親の介護をしている妹は「これからはひとりで父親の面倒まで見られない。」
私に何度ももらしました。
退院したばかりなので、家での生活が今後どんな環境になるかわかりません。
でも、働かなきゃいけない私と、働かなくても空からお金が降ってくる金持ち妹。
出来ることはするけど、3度3度の食事を食べさせ、薬を飲ませるというのが苦痛なのだと。
それをケアマネージャーに言ったのです。
即効ケアマネージャーから電話が私にかかってきて、「妹さんの負担を考えて、もう少し協力してください」
的なことや、父親のことをもっと観察しないと大変ですよって。
病院で主治医、看護師、医療ソーシャルワーカーの方からさんざん話を聞いてきました。
父親の状態を知っているのは妹よりも私。
入退院のことも私しか中身は知らない。
それであるにもかかわらず、「家で何かあったら病院で亡くなるのと違い、警察が来たり大変になるんですよ」
と、上から目線。
そんなこと知ってますよ!
次に日も別の病院に父親の診察と、訪問介護に変える旨を伝え、両親と妹の食料を大雨の中、買ってきた私。
妹の告げ口というか、愚痴が私が何もやっていないとケアマネージャーに判断されたのでしょう。
2日間は悔しくて悔しくて、死んでしまいたくなりました。
介護は兄弟姉妹がもめないように、外部やヘルパーさんにお願いしよう!
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大急ぎで退院日これからの必要になおむつ、お薬カレンダーを買ってきました。
てっきり私がやるものだと思っていたら、病院に話していたことがもう介護事業所に通じて、ヘルパーさんがお薬カレンダーに入れてくれたのです。
え~。
そこまでしてくれるんだ。
でも、私だって出来るんだけどなぁ。
でも、やってくれるというのだし、任せました。
親の介護で兄弟姉妹が絶縁するまでの過程
だいたい親の介護でもめるのは、兄弟姉妹のどちらか一方に任せ、一人は何もしない。
又は、兄弟姉妹が遠方に住んでどうすることも出来ないなど。
自分だけ親の介護をして、他の兄弟姉妹は何もやらず自由なんて、ずるい!
親は子供たちにとって平等なので、介護も平等でやらないと、なんで自分ばかりが介護を?
と思うのはあたり前です。
そうならないよう、遠方で行けないならその分お金も一つの解決法なんですよね。
お金を介護している兄弟姉妹に渡せば、少しは気持ちも和らぎます。
お金で介護は買えるんですもの。
ヘルパー代、ショートスティ代に使って!
と言えば、実際に介護に携わることが出来なくてもお金で手助けはできます。
それもしないとなると、やはり兄弟間のもめる元になります。
親の介護でもめて絶縁するまでの過程は、平等にやらないため。
同じ親から生まれたのに、介護もお金の援助もしない。
積み重なれば、兄弟姉妹は絶縁もあり得ます。
兄弟姉妹は他人の始まりですから。
私がケアマネージャーからの説教後、妹に「ケアマネージャーに何を告げ口したの?私もいろいろとやっているのわかってないの?」
「だって、これから一人で大変だと思ったから」という妹。
一緒に住んでいれば、私よりも大変なのはわかる。
でも、私も出来るだけのことはしてる!
実際、両親と暮らしているのは妹です。
私は隣家で一人暮らし。
妹も私に反撃ですよ。
「私は今すぐにでも夫のところに行ってもいいんだからね。」
と、再婚した夫のところに行く、それでも良いのか?
と逆切れ!
これもケアマネージャーからの説教が元凶となっているわけです。
なので、家の内情を知らないで一方的に介護者一人を責めるのはどうかと思った次第です。
もう、辛かったなんてもんじゃなかったですよ。
これからも続く二人の親の介護。
外部の人は、家庭をもめるような余計なことを言わないでほしい。
けっして、ケアマネージャーのあなたを悪く言っているのではありません。
私は、何もやっていないと思われて色々と黙って聞いていたけど、悔しくて辛かっただけ。
妹とは親の介護で絶縁とまでは行かないでしょうが、何かともめるのは目に見えています。
一つが、私が働いているから。
でも、仕事しないわけに行かないし。
だから、出来るだけのことはやる!
時には腹立つけど、妹に感謝をしながらね。
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