持ち家を売って、施設に入居して安心を買うのはどう?!
上げ膳据え膳、具合が悪くなっても助けてくれる環境の施設だったら老後の心配も無用ですね!
でも施設に入るには特養以外かなりお金がかかります。
そのため、年金や貯蓄だけでは施設には入れない!
そこで持ち家を売ろうと、考える高齢者が結構な人数でいるんですよね。
持ち家を売ってしまったら後戻りはできません。
持ち家を売って施設に入って後悔した人もかなりいるようです。
いっぽう、持ち家を売って夫婦でサービス付き高齢者住宅に入って良かった!
と、持ち家を売って施設に入居してメリットを感じている人たちもいます。
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持ち家を売って施設に入って後悔した人の理由とは?
最近よく耳にするのが、持ち家は売るな!
持ち家を売って施設に入ったら、施設の生活が今までのようには行かないことがわかっるんですよね。
こんな生活になるのなら持ち家を売らないほうが良かった!
そんな人たちが後をたたないそうです。
施設は安心ですが、周りは高齢者ばかり。
認知も入っていて、話も出来ない人も多く、車いすでの生活をしている人を間近に見ることになります。
今までは、一軒家ゆえ、ご近所さんとのつながり、地域との交流もあり、お散歩も自由に出来てました。
食べたい物は、自分たちで買うなり、ネットスーパーで自由に買えました。
介護を必要になっても、ヘルパーさん、ケアマネージャーさんを入れれば自宅でも暮らせます。
でも時と場合、環境にもよります。
大きな一軒家はもういらないと、今までの一軒家を売って安い公団、いわゆる団地に住んだ夫婦もいます。
売ったお金を老後資金として貯めて、狭くても夫婦二人だからと団地に移り住んだ人たちは持ち家を売ってメリットを感じ成功した人たちです!
でも今までの住んでいた持ち家を売ってしまったら、せっかく構築してきた地域の人たちとの付き合いが突然遮断されてしまいます。
施設では、食事の時間も決まっており、お風呂も入りたいときに入れるということはなく、順番が決められてる場合も多いのです。
自立している人は、ひとりでお風呂に入り見守ってもらうことも出来ます。
施設では一度入居してしまったら、自由に散歩も出来ません。
ディサービスというレクレーションが出来るところで時間を潰すことも出来ます。
職員さんが、遊びを考えてくれたりボランティアの方が来て、催し物を開催してくれることもあります。
でも、自分はちっとも趣味じゃないのに、じっと椅子に座って見ている辛さ!
あぁ、自由がない。
お昼はパンが食べたいのに、魚ばかり...
そんな話は施設では良くあることです。
自由がなくても、安心を買うかと言ったところですね。
持ち家を売って施設に入居してメリットを感じた人とは?
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70代、80代でも夫婦して病気になり、二人で施設に入り仲睦まじくしているの方たちもいらっしゃいます。
やはり持ち家を売って施設に入居した人たちです。
持ち家を売って施設に入居してメリットを感じている人たちもいらっしゃいます。
年金だけじゃとてもとても無理だから、今まで住んでいた家を売って施設に来たのよ!
こちらのご夫婦みたいな場合は、車いすで障害も多く、トイレもお風呂も自力では無理。
そんな方たちは、施設に入居する以外は考えられないと。
持ち家を売って施設に入って良かったと、いろんなメリットを感じているんでしょうね。
高齢になっても、持ち家を売らずにす住み続けることは出来るの?
私の知り合いで、大正15年生まれの女性がいます。
その方は小さなマンションで一人暮らしです。
脳梗塞を2回やり、歩くのもおぼつきません。
なんでこんな風になっちゃたのかしら...
と、悲しみに明け暮れています。
でも持ち家であるマンションを売って施設に入居は考えていなそうです。
持ち家を売ったとしても年金とプラスしても、施設に入るお金も厳しそうです。
ですので、ディサービスを週に1~2回来て、お風呂に入ってレクをやり、夕方帰ってます。
家での食事は生協でとり、自分で料理や家事をしているのだそうです。
もちろん、散歩はする気持ちがあっても脳梗塞の後遺症でちゃんと長い距離は手押し車を使っても疲れるのだそう。
持ち家を売らずに、老後はディサービスをうまく使うというのもやり方の一つですね。
大正15年生まれの高齢になっても、ひとりで持ち家で住んでいる女性の生き方は素晴らしいです。
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