老後の孤独を埋めるために友達や知り合いはたくさん作っておこう!
それはごもっとも!
寂しい時に電話で話が出来る友人がいたら心強いですよね。
まして、伴侶を亡くしたり、子供と離れ離れに住んでいると寂しいです。
そんなことを考え近所に知り合いをたくさん作って、どんどん交流を深めましょうと勧める記事も良く載ってますね。
でも、人生は走馬灯のようにあっという間に年月は過ぎ、多かった友達は動けなくなり、出かけることも無くなったり。
人生において、老後に向かって友達とはM字の形になるのです。
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老後の知り合いは誰もいなくなったという90代のおばぁちゃん
90代のおばぁちゃんは言いました。
昔は友達といろんなところに遊びに行ったけど、そんな友断ちもだんだんと動けなくなり、家にこもるようになったから付き合いも無くなってくるのよ。
そして、そんな仲間は次々と亡くなっていくの。
夫はとっくにいないし。
兄弟姉妹も亡くなって、長生きしていう私はとうとうひとりぼっちになっちゃった!
友達は若いうちはたくさんいるけど、だんだんと少なくなり、まるでM字のよう。
長生きしたら付き合いする友人もいなくなる
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悲しいかな。長生きするほど友人は少なくなるのは事実です。
自分だけ長生きすれば、仲良しだった友人や兄弟、配偶者、姉妹がどんどん先に亡くなっていくから。
だって、長生きして90歳まで生きたら、平均寿命は過ぎてますから。
知り合いの母親は寝たきりで100歳まで生きました。
介護していた70代の娘はどこにも行けず、自分も友達付き合いも出来ません。
実の母親だから、お世話するしかないんですよね。
そんな寝たきりの100歳の母親は、友人が以前たくさんいました。
でも、周りがどんどん亡くなっていきます。
とうとう自分の娘だけが頼り。
まだ娘がいたから、寂しさ孤独を味わうことも少なかった人生だったと思います。
長生きして何も出来なくなる人生はどうなのか?
人生100年時代と言われてますが、実際私の知り合いの親で100歳の人は皆寝たきりでした。
介護していた人は身内で、オムツ交換も大変。
薬の飲み忘れもしないように神経を使い、食べ物も歯がないから気を使い、入れ歯の洗浄もしてあげます。
床ずれが出来ないように、時間を見計らって体の位置を変えてあげたりなくてはなりません。
介護するほうも親が100歳なら完全な老々介護ですね。
人生100年時代は、健康寿命のことなら問題はないのです。
老後の資金が何とか貯まったとしても、体が健康体じゃなきゃ100歳まで生きて幸せなのでしょうか?
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