がん10年生存率が58.3%に少々したそうですね!
やはり、昔よりも医療が良くなったという事が大きいと思いますが、それと早期発見も大事。
私の父親はおかしいぁと思って、すぐに病院へ。
手術と言われ、セカンドオピニオンで手術を逃れました。
そしてあれから15年以上経ってます。
元気な87歳。
がん生存率10年で半数以上と言うのは、平均ですので、初期でわかった人、末期でわかった人やステージごとに生存率は変わってきます。
でも、確実に以前よりは癌生存率は高くなったという事ですね。
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早期発見のための人間ドッグや検査は無駄なの?
一方で、検査をしても癌生存率は変わらないと言う医師もいます。
近藤誠さんは、検査しても、癌の生存率は変わらないと言う書籍を出しています。
癌の中でも、本当のガンとがんもどきと言われるものがあるからだそうです。
もともと、本当の悪さをする癌は切り取る、抗がん剤、放射線治療をして治しますが、がんもどきは元々癌ではなかったもの。
なのに、癌だと決めつけ余計な手術をするから臓器にリスクを負わせてしまう。
それならば、悪いものかどうかわからないのに、体にメスを入れて傷つけるリスクよりも、そのまま検査はしないほうが良いと言う見解なんですよね。
もちろん、症状が出たら検査に行かないと手遅れになる場合があるので、すべてをそう語っているわけではないと思います。
癌だからと、手術をしないほうが長生きしたかもしれない
癌だと基本は悪い部分を切ります。
でも、下手に切るとそのガンが散らばってしまいます。
腹膜播種と言って、癌がお腹の中に広く散らばってしまい、広く癌が広がってしまう場合があるのです。
再発は、腹膜播種の場合も多いですね。
私の夫は、切っても無駄かもしれないけど、一応悪い部分は手術し取り除きます。
と言われました。
その後、抗がん剤で具合が悪くなり、肺炎になり、25キロも体重は減り人相まで変わりました。
精神状態も、鬱状態のようでした。
その時は、モルヒネが効いていて寝ているようでした。
お花畑で、苦しみから逃れていてくれたらいいなと、願ってました。
結局その時の医師は「切ってもこれだけ悪かったので、再発するリスクはあります。悪い部分をとっても無駄ならそのまま閉じようと思いましたが、一応取り除きました」
とのこと。
手術は成功したということです。
でも、その後は身体がどんどん弱って来ました。
手術前は、癌であっても食欲もあり、元気でしたから。
手術後7か月の寿命でしたが、これはどっちが正解なのか、私も今だに後悔も残ってます。
5年前、10年前とは癌も治りやすい時代へ
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夫が亡くなったのは16年前です。
今の医療とはきっと違うと思います。
よく保険で特約で付いている先進医療高度特約と言うのもありませんでした。
私の友人の親は高度先進医療医療の保険の300万円ちょっと使って、自費で癌をやっつけました。
もちろん高度先進医療の保険2000万円に入っていたので、自費と言えども、保険でお金はかかりませんでした。
そのあたりも、癌は治りやすい環境の時代へ入ってきたのだと思います。
70代になったら、胃と腸の内視鏡の検査は臓器を痛めるから傷ついたらもっと大変なので、やるべきではないという意見もあります。
何をどうやって検査したら、癌の早期発見が出来るのかまだ疑問です。
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