老後はのんびりと、夫婦二人で過ごしたい!
そんな仲良し夫婦も少なくないですよね。
どちらかが反対したらうまくいきませんが、意見が一致。
二人して空気の住んだところで自給自足して楽しい老後を夢見て。
物価も安い。
そんなところで、都会から離れてのんびりと広々とした庭と家で住みたい?
そんな生活をして、「ぽつんと一軒家」のように、幸せな生活をしている人たちもたくさんいますよね。
でも、都会から移住し幸せになった人と、あぁ、引っ越さなきゃよかった!
と思う人がいます。
地方でのんびり過ごす場合のメリットデメリットは意外と深いものです。
老後は地方に住んで年金で生活してもお釣りがくるメリット
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とにかく老後はのんびりしたい!
都会から若者たちまでもが最近は地方に来て、生活を満喫しています。
近所が多少は離れていても、地方は団結力が強くなるんですよね。
都会だと、隣のマンションにどんな人が住んでいるのかもわからない・・・
そして、物々交換なども良くあるようですよ。
うちの畑で取れたジャガイモ、ニンジン、大根をおすそ分けしますと、近所に行くと、同じ野菜でも、ではうちはトマト、ナス、キャベツをおすそ分け。
そんな感じで八百屋さんに行く必要がありません。
しかも、その野菜の中で何かを作ろうと食材を無駄にしないようにするので、かなり節約できるのです。
コンビニなんか、無くても良い!
たまに、肉、魚を買えばよい!
家は賃貸でも都内とは比べものにならないほどの安さ。
マンションの管理費か?
そんな感じだったり、若いファミリーや移住してくれる人には家賃補助やかなり安く家を建てることが出来ます。
数千万円の違いですね。
老後に家を建てようと思っていた数千万円は必要が無くなったなんてことも!
もちろん、年金の金額次第ですが普通に働いていた人でしたら、年金でお釣りが出て生活が可能です。
老後地方で住むデメリット
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若いうちは地方で住んでも、その土地で友人たちも出来、これから人生を作っていくことになります。
それがいきなり老後に地方で住むとなると、不便なことがあります。
70代までは、車で多少遠いところまでお出かけや買い物に出られます。
でも、年齢を重ねると車の運転ができなくなります。
運よく、往診の医師が回ってきたとしても重篤な病気になった場合は、小さな病院、少ない医師の元で病気になった体がどうなってしまうのかがとても不安。
畑仕事も元気なら80代90代でも出来ますが、だんだんそれも出来なくなることがあります。
もしも、病気で倒れた場合、救急車はすぐに来て、救急に対応する病院が近所にあるでしょうか?
年をとれば、友人関係も薄れてきます。
身内はみんな都内。
呼ぶに呼べない。
食べたいものは、ネットでというわけもいかない。
本当に健康な人なら、地方で一人暮らしをしても何の問題もなく暮らしていけます。
でも、いずれ人間には寿命というものがあります。
その前に健康寿命があります。
地方で介護してくれる身内やヘルパーが充実しているかどうかもよく考えたほうが良いですね。
夫婦で地方に移住しても、介護生活が始まることもある
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ウキウキワクワク、仕事をリタイアして地方でゆっくり夫婦二人でのんびりと生活をしようと二人の意見も一致したところで、年齢も年齢です。
生活習慣病、癌年齢、足腰が弱くなり、整形外科の常連さんになるということもあります。
介護が始まったり、まさかのパートナーの旅立ちも!
普通に平均寿命まで、いや、田舎に住んで良い空気を吸って都内で生活するよりも健康的になると思ってたのに・・・
ある時から、たった一人で地方に残され人生を終わるという終幕を迎える人もいるのです。
それはそれは寂しい。
地方に住むのも、メリットデメリット両方ありますが、熟年世代になってからはよほど勇気と覚悟が必要です。