私の知り合い4人はすでに夫の介護が始まっています。
50代後半と60代のご主人です。
オムツの変え、食事。
家に一人で置いて出かける時間帯が限られてしまったと。
子供たちは、結婚して別所帯。
又は、もともと子供がいない夫婦。
夫の介護をする熟年になった妻は精神的に参っています。
それと同時に自分の老後は一体どうなるのだろう?
そんな妻たちが私の周りに少しずつ増えてきたのです。
夫が介護状態になった時、自分の老後はどうなる?
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まさかの早い年齢での夫の介護。
そんな知り合いが4人。
夫は妻に介護をしてもらい、妻は精神的にも参ってどこも出かけれらない。
そんな状態の友人もいます。
夫は、妻に介護をしてもらているから安心かもしれません。
でも、やはりこんなはずじゃなかった!
と思っているでしょう。
妻に悪いなと思いながら、介護してもらっている夫。
若年性認知症だったり、うつ病悪化。
そして、ALS。
見ている妻も辛いけど、まだまだ若い本人も辛い。
そんな中、妻はこう思います。
「いったい、私が年をとって介護状態になった時、どうなってしまうのだろう!?」
みてくれる親族は?
子供は?
いない・・・
施設に入るお金も厳しい。
働いて、自分の老後資金を貯めたくても夫の介護があるとそう自由に時間も使えません。
難病の夫の場合は障がい者手当てがでていると言ってます。
そうではない場合、自助努力したお金で何とかまかなってくしかありません。
自分の老後資金は夫の介護で使いきってしまったら?
そんな不安を抱えながら、パートに出ている友人もいます。
とにかく、節約とお金を少しでも自分の老後の分に残しておくこと。
泣いている暇はないと。
夫が亡くなったら介護もなくなるからと未亡人になることを望んでいる友人
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いろんな夫婦がいますが、夫の介護状態が続き今は車椅子にオムツ。
その夫は、うつ病とALSと言う難病を抱えています。
毎年、体が動かなくなっている夫。
介護は大変だけど、あと余命も5年らしいと医師に言われたそうです。
あまりにも今が大変だから、限られている介護の年数が決まっているとそこまで悲しみはないのだそうです。
未亡人になることは、決定的。
そうなったら、自宅マンションでサロネーゼをするそうです。
保険も退職金も出るし、残ったマンションのローンもチャラ。
なんだか、その時を待っているようだと間接的に聞きました。
長きにわたって、夫の介護をするのはしんどいです。
お金も精神的不安も。
数年後に未亡人確実な知り合いの女性は、その時を待ち望んでいるようです。
それは、きれいごとではなく本当の気持ちかもしれません。
介護がどれだけ大変なのか・・・
夫の介護が長ければ、お金はどうなる?
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家での夫の介護ができる状態の場合は、妻は面倒を見れるでしょう。
でも、その大変さは半端ありません。
そうなると、若くても施設に入れることを考える妻もいます。
家に介護しなくてはいけない夫がいるかいないかで、妻の負担はかなり違います。
でも、そこにはお金が不可欠。
完全施設に入るとすると、一か月20万円前後はかかります。
また、少しでも妻の負担を軽くする為に、ディサービスを利用するという場合もあります。
ディサービスは介護度によって金額は違います。
お年寄りでも、家から通っている人は週3~4日が多いのではないかと思います。
施設に入ってしまったほうが家族は楽ですが、お金が足りません。
年金だけで賄えるという現代の60代は少ないです。
それなら、家からディサービスに数日通ったほうが介護保険を使て安くすみます。
その間、家族は少しでも自由な時間が取れます。
とは言うものの、ディサービスも9時位からお迎えに来て、家には夕方帰ってきてしまいます。
施設に入るのも、ディサービスを利用するのも介護状態が長いほどお金はかかって来ます。
老後資金は夫のために全部使ってしまった!
なんてことがあり得なくもないのです。
それは、介護状態が長ければ長いほど。
そんな妻がいく先が、老後が何とかなる場合は安泰です。
自分の老後はどうしようと嘆いている友人もいます。
私も15年前夫の介護をした身です。
若かったから、自分の老後のことを考えてもいませんでした。
未亡人になった今、老後介護状態になった時一体どうしたら良いのだろう!
と、考えていますがとりあえずお金を貯めること。
そして、健康。
長患いをしたくない。
60歳になると、色々と老後を考えたりしますし、こんな環境の女性が少しずつ増えてきているは事実です。